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ジムニー海岸線を走る①山陽・四国篇 - Fulmando Blog

ジムニー海岸線を走る①山陽・四国篇

2022.07.20 Wed | CAR

海の見えるところに住みたいと思い、ゼルダの伝説BoWばりに特に予定をたてず行き当たりばったりのロケハンを敢行(観光)。ロケハンの感想、観光地、夏場の車中泊、ビルシュタインダンパー効果など備忘録。

海の見える住処を探して

結論から言います。ここに住みたいという場所は見つかりませんでした。
そもそも住めるところが本当に少なく、あったとしても直感ですが三日で飽きそうだなーと。事前に分かっていたことですが、行ってみてはっきり分かったので行った甲斐はありました。実際、住んでみないと分からないのですが、自分ひとりならまだしも、嫁のことを考えると難しいですね。

山陽(兵庫県、岡山県)

崖になっていて意外と住むところが少なく、良さそうなところはすでに工場がある。

内海ということもあり穏やかで良いのですが、住むところがなく工場が多い。失礼ながらここで獲った魚は大丈夫なのだろうか?アクセス的にも本命だったので残念。
海岸線をGoogleMapに従ったら工場に連れられ、この先いったらダメでしょう?と思っていたらやはり「関係者以外立ち入り禁止」の看板。車体(特に足回り)にコンクリっぽいのがべったり付いてしまったので念のため近くのスタンドで洗車しました。次の日、土砂降りになったのであまり意味なかったんですけど。

江田島市(広島県)

湾が入り組んでいて海!という感じではないんですが、荒れても穏やかそうですし、街の規模もちょうど良い感じ。

ここ、すごく良いところでした。かなり理想に近い。ただ意外と物価が高く刺身定食が950円。めっちゃ美味かったんですけど今の日本だと当たり前なんですかね?京都よりは安いですけど。
あと道が古いのか全体的に狭いです。食後に喫茶店行くのにナビに頼ったんですが、めちゃくちゃ狭い道に誘導されてジムニーシエラでも難儀しました。対向車来なくてよかったー。ちなみにアイスコーヒーは400円。こんなもんか。

しまなみ街道(広島県、愛媛県)

ゆっくり回る予定が先送りしたせいもあってあまり印象に残ってないです。

一度降りると高速代かかるのでけちってスルーしました。通っただけなので評価はできないですが、いちいち通行料が必要なのはかなり不便でしょうね。送料も離島扱いになるでしょうし。
しまなみ街道を走るの割と楽しみにしていたのですが、対向1車線で法定速度80km/hなのに当たり前のように120km/h以上で走ってきて、追い越し車線まで煽られまくったのでゆったり楽しみながらということは出来ませんでした。たまたまかもしれないですけど、意外とせっかちなんですかね?のんびりした印象を勝手に持っていたので残念。

桂浜(高知県)

これぞ海。この日の波は穏やかでしたが遮蔽物がない分、荒れるとすごいだろうな。

太平洋に面していて、これぞ海という感じで浜辺はすごい良かったのですが、割と平らな地形で津波が来たら一発でアウト。津波注意の看板も所々立っているのもちょっと怖い。
四国はガソリンが高くてセルフも少ない。特に高知は他県と比べても高いらしいです。残量が少なくて仕方なく行ったスタンドのおばちゃん(といっても同い年くらい)に聞きました。自然に方言(土佐弁?)が出ていて、それがめちゃくちゃかわいい。ガソリンが高くても得した気がしました。
高知に住むなら海辺ではなく穏やかそうな四万十川辺りがいいかもしれない。

淡路島東側(兵庫県)

疲れていて銭湯とお昼食べたくらいでよく分からないのですが、住みやすそうだなという印象。
メインの国道28号線を走ったんですが、前の車が法定速度より10km/hほど遅い。この場合、後続の車間がどんどん近くなりそうなものなんですが、すこし近くなっただけで適正距離。抜かしたり煽っても変わらないというのが分かっているのか、そもそものんびりした性格なのか。たまたまというのもありそうですが、京都だったらまずありえない現象でした。
ただ、パソナの淡路島移転で地価が高騰してますし、パソナがコロナを、、みたいなことを銭湯で聞いたので、田舎あるあるはありそうですね。

観光

本命は住む場所を探すことだったのですが、それだけでは面白くないので、近場にある観光地も寄りました。
後半は案の定こちらが本命になりましたが。

(広島県)

海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館):地上に上がった本物の潜水艦。でかい!なんと中に入れてしかも無料。展示もしっかりしていてこれだけでも十分堪能できました。
潜水艦操縦席:計器マニアには堪らないですね。ここで60代のおじさん二人が童心にかえって潜水艦ごっこ(A「発射!」B「了解、発射!」B「ドーン」A「命中!」)していたのは見ていてほほえましかった。

あまり期待していなかったけど意外とよかったです。
特にオススメは呉港まわり。中でも大和ミュージアムが本命だったのですけど、なんとピンポイントで臨時休業。普段の行いか。。かなりがっかりしていたのですが、近くにある海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館)が無料なのに思った以上に面白かったのでオススメです。

四国カルスト(愛媛県、高知県)

一瞬、走っているように見えますが路肩に停めただけです。我ながらいい写真が撮れた。

前に四国に行った時にあとで存在を知り、四国に行く時は絶対に行こうと思っていた場所。
思っていた通りなかなかの絶景でした。キャンプをしている人が結構いて、ここで一晩過ごすのもなかなか乙だなと思ったのですが、そこそこ過酷な道程でしたので夜でよく見えないところでのすれ違いは相当怖いかと。

沈下橋(高知県)

道幅は普通の国道の1車線ほど(3m?)ありましたが、両方に欄干がないことのプレッシャーで実際より狭く感じました。
動画でみるとより狭く感じます。

高知といえば四万十川、四万十川といえば沈下橋を思い出し行ってきました。
平日ということもあり地元の人が2回通っただけの交通量。途中で止まって写真撮ったり往復したりと満喫しました。橋の真ん中がすこし太くなっているのですがすれ違いは無理でしょう。仮にできたとしてもハンドルを切る勇気がないです。それなりに道幅はあるんですけど。

淡路島ピザ 石原商店(兵庫県)

屋内がなかったのですが、風が通って意外と涼しかったです。それでも真夏はすこし厳しいかと。

テレビで見て、淡路島に行くことがあったら食べに行こうと思ってました。
値段も1200円でそれなりにしましたが普通においしかったです。ただ、小さいパック牛乳200円はちょっといただけない。グラスで氷いれるなどすればまだ分かりますけど。
席はすべてテラス?(テント)でそこそこ暑かったので迷ったのですが、意外と風の通りがよく気持ちよく食べられました。とはいえエアコン24度に設定するような暑がりには厳しいかと。
平日の12時頃に行ったのですが、他にお客さんがおらず店員さんもほったらかしなのもよかったです。こんな立地で大丈夫かな?と不安になりましたので、もしお近くに行くことがあれば是非。

きつい夏の車中泊

夏場の車中泊は初体験だったのですが、かなりきつかったです。
1、2日はなんとか大丈夫だったのですが、3日目はかなりきつく、若く体力があればなんとかなりそうですが、そうでない場合は万全の準備をするのが吉。

25度が限界、湿度も重要

1度の違いでここまで変わるかというくらい変わります。多少遠回りになっても標高が高い場所(気温が低く静か)を見つけましょう。
三日目、近場に良いところがなかったので妥協し26度のところで車中泊したのですが、とても寝れたものではなかった(これまでの疲労の蓄積で寝ましたけど)。
あと海辺というのもダメだった。どこかのサイトで海辺はすこし涼しいみたいなことが書いてあって、確かに気温はすこし低くなりますが、代わりに湿度もあってとてもオススメできないです。ただ朝の海は最高でした。

扇風機があればよかった

どうしようもないくらい暑くて、途中で買ったうちわが役に立った。充電式の小さい扇風機があればよかったかもしれない。

トラックのアイドリング

運がよかったのかこれまで音についての不満はなかったのですが、今回は3回中2回トラックのアイドリングに悩まされました。
すこし窓をあければエアコンなしでも過ごせるところだったし、網戸があれば十分な涼しかったので「エアコンなしでもいけるやろ!」と怒りが。日頃お世話になっており配送料の安さには助かってますので複雑。

耳栓の使い心地

対策として100均で耳栓買ったのですが、水中で水抜きしていない状態みたいで気持ち悪く、あまり効果もなかったです。ちゃんとしたの買ったら効果あるんですかね?まあ、まったく音が聞こえないというのも防犯上すこし怖いですし。大きな道の駅は避けた方が良さそうです。

凍らせたお茶や水

コンビニにある凍らせたお茶・水があるのですが、車中泊する近くのコンビニに行ったら買っておきましょう。車内を冷やすこともでき一晩くらいは持ちます。溶けても飲めますし、水なら口をゆすぐなどにも使えますので。

朝食は事前に準備

場所にもよりますが、日持ちのするパンなど常備しておくと良いです。
車中泊は寝苦しいので無駄に早起きしてしまうので普通のお店は開いてないですし、田舎はなかなかコンビニがない。そういったところこそ気持ちの良い場所が多くて買っておけばよかったと何度か思いました。

ビルシュタイン効果

ビルシュタインに換装して初めての長旅。
前回は純正で5月一泊二日静岡の旅で、ほぼ高速か街中の運転でしたが結構疲れました。
今回はビルシュタインで7月三泊四日で、ほぼ下道もあって相当疲れたんですが、純正だったらもっと疲れただろうなと。時間も空いてますし状況も違いすぎるので比べようがないのですが、疲れたときほど効果があるように感じました。