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ジムニーシエラ JB74W:デッドニング(静音化)計画 ② フロントドア篇 - Fulmando Blog

ジムニーシエラ JB74W:デッドニング(静音化)計画 ② フロントドア篇

2021.11.23 Tue | CAR

次の戦場はフロントドア。ここはスピーカーもあるのでここを制圧できると戦果は大きい。踏ん張りどころだ愚者フルマン!

※あくまで個人の感想です。そして当方すこぶる耳が悪いです。
※施工方法もネット情報からの独学。もし間違えていたら教えてください。こっそり直します(笑)

戦果報告

防音:★★☆☆☆ 断熱:☆☆☆☆☆ 難易度:★★★☆☆
作業人数:ほぼ1人 作業時間:8時間(※スピーカー換装含まず)

防音効果ほどほど?

同時にスピーカーを取り替えたので正確な判断はできませんが、なんとなく静かになったような(と思いたい)。市街地で音量が15〜20辺りだったのが10〜15になりました。スピーカーの影響の方が大きそうですけど。

断熱効果は無し

断熱材はってませんし。

ドアの開閉感覚が普通車に

高級車まではいかないですけど、普通車のような感じになりました。よく開閉するのでデッドニング以上に満足感があります。音が本当にバンッ(高音)からボン(低音)に。むしろこちらが本命と言っても良いほどの効果。

作業は意外に難しい

ドアには室内側のインナーと外側のアウターパネルと二重になっていて、インナーパネルにはサービスホール(作業用)という穴が空いているのですが、この大きさや配置次第で難易度が変わります。ジムニーはまだ良い方なんですかね?
同時に施工したスピーカー(特にトゥイーターとネットワーク)換装の印象が大きいかも知れないです。

作業内容

今回は「エーモン 音楽計画 デッドニングキット ドア2枚用 4801」を使いました。制振材や吸音材だけでなく、ハサミやヘラや内張はがしなど至れり尽くせりなので、特に初心者には最適です。

説明書も丁寧でわかり易いのもポイント高いです。なので、このキットを購入する方は読み飛ばして問題ないです。

1. 内張をはがす

面倒臭がらず説明書やググりましょう。そして、先にどういう構造なのか写真や動画を撮っておくことをオススメします。今の時代ネットに上がっているので大丈夫ですけど。GoProがベスト。思い切って買ってしまうか?

2. アウターパネルに制振材、吸音材を貼る

まずは制振材を貼っていきます。スピーカー裏は贅沢に大きめに。次に平らでやわそうな箇所に適度に。その上から制振材からはみ出さないよう吸音材を貼っていきます。これは制振材のブチル(粘着剤)が付かないようにするため?
ギリギリ手が入るけどほとんど見えない箇所がすこぶる難しい。見えないので触覚で勘で貼っていたのですが、素手でやっていたらいつの間にか手を切って血だらけになりました。

【注意】次に進める前に窓の開け閉めして引っ掛かりがないか要確認!

奥の方は二人で作業するのがオススメ。ライトで照らしてもらうと滅茶苦茶やりやすい。
制振材からはみ出ないように吸音材を貼ります。

3. インナーパネルに制振材、吸音材を貼る

サービスホールを塞ぐところから施工するのですが、ここを貼ってしまうとやり直しができないので、やり忘れがないか確認を。
周りにペタペタと適所に貼っていきます。また内張り以外の小さい穴も埋めていきます。内張をはめたあと、厚めの制振材を忘れてしまったので重なっているところがあって汚くなったのはご愛敬。あとスピーカー周りの防音テープもお忘れなく。はい、忘れて3回やり直してます(説明書読めっての)。

【独自】制振材と被るコード周りに防音テープを先に巻いておきました。
貼る順番としては逆なのですが、制振材を剥がす際にコードがベトベトになるのを防ぐ為です。あまり良くはないのでしょうね?

ドア周りに貼った緑の養生テープは内張りのアタリ、あると便利。特に右上は狭いので注意されたし!
内張りの参考。この画像あったら助かるひと、、多いと思います!

4. 内張りにも制振材

これはキットになかったのですが、ルーフ用に買っていた制振材を使いパイオニアのデッドニングキットを参考に施工しました。少し追加してます。

パイオニア:サウンドチューニングキット/車種専用パッケージUD-S701マニュアル

これが良いか悪いかは判断つきかねますが、パイオニアさん発信なので大丈夫でしょ。なんとなく気品が(気のせい)

5. ドアミラー横の内張りにも

トゥイーターを設置したので、ここにはボンネットで使った制振材と吸音材でデッドニングしました。効果は知らないです(自己流)。

小さい余りものの使い道としてはベストかと。

6. 内張りを戻して完了

元に戻すだけなのですが、工程1で確認した画像・映像を見ておきましょう。
ドアパネルは上に引っ掛けてからはめていくのですが、この引っ掛けるのを忘れて無理やり戻しました。そう、それでも戻っちゃうのです。「あれ?こんなんだったかな?」と違和感を感じ、改めて見てみると微妙な隙間が。いやあ頑丈に出来ててよかったー

余談

スピーカー換装

デッドニングと同時に「カロッツェリア:セパレート2ウェイスピーカー(TS-C1630S)」に換装しました。トゥイーター(高音域)なるものがどんなものか購入するまで知らなかったのですが、どうせやるならと思って奮発しました。なにより見た目がいいでしょ?
結果、歳の所為か高音が苦手になってきているので設定で高音を抑えめにしました(笑)トゥイーターいらねえじゃん、とは思いましたが達成感はなかなかのもの。設置場所がかなり迷いましたねー。詳しくはジムニーシエラ JB74W:セパレート2ウェイスピーカー換装(TS-C1630S、UD-K124)をご覧ください。

制振材について

今回使った「エーモン 音楽計画 デッドニングキット ドア2枚用 4801」の制振材は粘着剤がブチルといわれる熱に弱いタイプと思われます。というのも制振材の周りにアルミテープを貼らせたので。
ということを踏まえるとボンネットで使った「レアルシルト」がオススメ。しかもこれ、元々ドア用に開発されたそうなのでなおさら。すこし値が張るのですが色々調べるとメリットしかない。

上をみたら「STP」とかプロ用の高価なのが良いのですが桁が変わってきますし現実的ではない。この辺りはまた次の機会にまとめようかと。いやあデッドニング深い。