引越し時期
できれば繁忙期を避ける
繁忙期は3、4月が圧倒的で1.5倍くらい相場が違うと考えて良いと思います。向こうも強気で来ます。逆に閑散期は12、8月。特に急いでなければ、この辺りを狙って探すとこちら主導でいけますし対応も良いです。
「買いたい時が買い替えどき」と言いますが、引越しに関しては時期を選ぶのが吉。
余裕をみて行動
引っ越そうと思っても最低ひと月はかかります。早め早めで準備しましょう。
大概、賃貸には更新があるのですが、引越しを考えているなら更新月の半年前、余裕をみて1年前から考えると良いと思います。
物件探し
不動産屋さん選び
大手だと大差なし。引っ越す予定の近くで探すのが良いかと。
あとは店員さんとの相性ですが、昔はクセのあるおじさんが多かったのですが、今は見た目も対応もよく隔世の感があります。ただ単に自分が歳とっただけで若いだけ輝いてみえますよね。応援する気持ちというか。ネットで嘘がつけなくなったというのも大きいかと。
個人だと得意不得意があり面白い物件が見つかります。
京都市内なら古民家やリノベ案件に強いROOM MARKETがおもしろ物件が多くおすすめです。
ネットで探そう
今時ないとは思いますが、不動産屋に直接行かなくても、むしろ行かずにネットで探す方がいいです。というのも物件情報の更新も早く、不動産屋の情報との時差も2、3日とほぼないとのこと。
今回は超有名なSUUMOと先のROOM MARKETで探しました。褒めたくないですがSUUMOがすごい。さすがリクルート探しやすくする工夫がすごく、デザイナー目線でも色々参考になりました。不満がないこともないですが。
ROOM MARKETは条件で探せないですが紹介している物件も少ないので問題なく、気が向いたときに探すという使い方が良いです。
- 写真は5割増
スマホで撮影していることが多く、ご存知の通り汚いものを飛ばしてしまう写してしまうので、実際行くとガッカリすることが多いです。逆もありますけどまれ。下手な撮影の方が真実を写すという皮肉。 - 内覧必須
周りの環境や雰囲気は行って見ないと分かりませんし、実際行かないとわからないことは本当に多いです。行くまでの道程も観察、運良く住人に会えると分かることも多いです。 - すぐ行動
いい物件はすぐ無くなります。ほぼ決めていた物件が迷っているうちに決まるということが短い間で2回あったので気になったらすぐ内覧しましょう。ネットで探しやすくなったのでいい物件はなくなるのが早いです。縁がなかったともいえますが。
決めるのは勘、そして二度見
数値などの情報ではなくインスピレーション。感覚で良いと思ったところを選ぶと良いです。
この「なんとなく」って経験上、結構当たる。動物の勘というか仕事でも何でも当てはまって。歳を取れば取るほど確度が高くなります。まあ、外しても話のネタになって良いんじゃないですかね。減点方式では決まらないです。
ただ、良いと思っても日を開けて二度見せてもらうと必ず粗が見えます。それでも見逃せる程度であれば良いかと。
引越業者選び
一斉見積もりサイト引越し侍は避ける
今回「引越し侍」というサイトで一斉見積もりしてもらったのですが、必要のない勧誘、解約してもメールや問い合わせがあったりと良いことないです。SUUMOで探したのならSUUMOで良いんじゃないですかね。大手推しもなんとなくイヤですけど、大手ならではの安心感は大きいです。下手なことしたらすぐ拡がりますし。
最低3社はお見積もり
足下みるのがこの業界の常で人間不信に陥ります。実際、上は22万から下は6.6万と3倍以上の差が出ました。
あと「今決めてくれたら、、」は絶対に従ってはダメです。我慢してください。
この慣習なくならないですかね。1万とかならまだ良いのですけど3倍以上の差がでるって、、あとすぐ3割引とかするくらいならバシッと安い金額を提示してくれた方が信頼できます。お得感を出したいんだろうけど逆効果。
どの業者が良いかは運
引越日に空いているかどうかで金額はピンキリになります。実際、前回安さで選んだ会社が今回は一番高くなりました。また空いていると社員が対応してくれるので対応もよくなる可能性が高くなります。なので高いから良い、安いから悪いということがなく、むしろ逆の場合も。
あと営業(お見積もり)がよくても実際作業する人は違うのも注意したいところ。内情は分かりませんが、別部隊と考えていいかもしれないです。結局、運です。
決めたのはアート引越センター
2社ほどに絞って迷ったんですが結果アートさんにして本当によかったです。
値切りすぎたのか当日の荷運びが実質2人で丸一日かかりましたけど、一人は頼りになり経験も豊富だけど体力的には落ちはじめのベテラン、もう一人はまったくその逆の若手でバランスよかったです。もう一人が高齢で補助的な方で、この方がもう少し若ければ言う事なかったのですけど。
以下、よかったところ。
- 緩衝材(プチプチと模造紙)を大量に用意してくれた(何回か引越ししてますがここまで用意してくれたのは初めて)
- 部屋の養生が紹介動画どおり完璧(正直ここまで丁寧やらないと思っていました、さーせん!)
- 壊れそうなものを事前に対応(事後報告だったのがいただけないですが、時間ないですい仕方ないか)
良いところばかりではなく残念なところも。結構重要な要素ですけど段ボールの大きさ。
他社(アリさん、サカイ)より厚く頑丈に作られてはいるんですけど、大きく高さがあって荷づくりしづらく、かつ運びづらい。大小2種類あるけど、大きさがそれほど変わらなず、もっと小さく薄めのがあるとよかった。その点だけ本当に残念。
次回も余程のことがなければお願いしたいと思ってます。しばらく引越しはしたくないですが。
引越し準備
配置決め
見取り図(これがいい加減で苦労します)を元に大物の配置を決めていきます。今回は3LDKから3DKに前より小さく収納も減った(20㎡も!)のでどう収めるかはパズルでしたが、事前に決めておかないと大変なことになってました。
方法としては、見取り図をプリントアウトし家具のサイズを測り紙を切って置くという、かなりアナログな方法をとりました。PCでもできなくはなかったんですけど面倒だし、そんなアプリもありそうですが探すのもやり方覚えるのも面倒。アナログが一番わかりやすくて良い。大方決まったらスマホで撮影して記憶すれば問題ないですし。
荷づくり
業者が決まらないと段ボールなど自分で用意しないといけないのですが、荷づくりは引越しの1週間前に終わらせる余裕を見ておきましょう。想定外のことが起こればすぐに余裕なんて無くなります。
- 事前に撮影し種類より場所で
元々何かしらの理由で配置しているはずなので。これを機に整理したいと思ってしまうけど必ず迷子になります。長年見ていたから大丈夫と思っても全体から補完して覚えているので写真に撮っておかない分からなくなります。整理は引越してからでも遅くないです。 - 段ボールには事細かに中身が分かるようにしておく
最低でもどこの場所にあってどこに置くかだけでも書いておくと迷子になりづらくなります。ここで役立つのが1で撮影した写真。 - 使っていない、迷った(ときめかない)ものは処分
ずっと使っていないものはもう使わないので早めに処分もしくはリサイクルショップで売っちゃいましょう。リサイクルショップは高値で売れるもの(5年以内の家電、明らかに高価なもの)がないと出張してくれないので注意(考えてみれば当たり前ですが)。今時、捨てるのにもお金がかかるので二束三文、0円でもよしとします。 - 壊れやすい、大事なものは自分で
どんな人が運ぶ?経験は?体調は?いくらプロと言ってもミスはつきもの。なら、大事なものは自分で運んじゃいましょう。引越し先が遠い、車がない場合はHDDだけでも。というのも前回PCの調子がおかしくなったのですが落とした現場を見てすぐ指摘しない限り保証されないですし当日はそんな余裕は微塵もない。HDDにバックアップ取ってたので事なきを得ましたけど数十人の諭吉は飛んじゃいました。 - 荷物は1.5倍ほど膨らむ
荷づくりの仕方にも問題はありますが、どうやっても収納しているもの(棚、タンス)から出すので、その分は確実に膨らみます。特に引越し先が狭くなる場合は相当減らしてしまいましょう。 - チャック付き収納パックが便利
100均で売っているので十分で、大きさも全種類買いすぎくらいあると便利でした。まとめるのが難しい小物にちょうどよく、ただ入れるだけで傷防止になり、空気を入れれば緩衝材代わりに。別に引越しに限らず便利なのでオススメアイテムです。
引越日
可能な限り平日午前にしましょう。
平日のが料金が安いというのもありますが、引越し先は住宅街は平日のが人がいなくて気を使わなくてWinWin。午前が良いのは、暗くなると電気も付けてないので作業しずらく何かあった場合にフォローがしづらくなります。
まとめ
このまま書いているとキリがないのでここまでにしときます。
未来の自分、俺を恨むな。何かあっても自分の所為だ。がんばれ!