十数年以上眠っていたプラモデルです。まだもうひとつ同じ頃に買ったとっておきのものがあるのですが、これはもうちょっと上手くなってから組んでいこうと思います。
今回は自分の中でもかなり上位に入るくらい好きな映画「紅の豚」の飛行艇「サボイア（フィオ設計.ver）」です。
毎回、課題を設けていて、今回は出来立ての飛行艇なので鏡面仕上げにしました。とにかく磨く、洗う、塗る、失敗する。また、磨く、洗う、塗る、と果てがない。綺麗に作るというのがここまで面倒で難しいのかと。。最後はかなり妥協して仕上げました。でないとずっと完成しません。
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主翼とその下についているフロートの糸は釣り糸を瞬着でくっつけました。効果は絶大なのですが、付けるのに苦労しました。ピシッと張ると取れてしまうので結局ピンバイスで穴を開けてそこにくっつけました。それでもたるんでしまってウキー！なりました。調べると釣り糸は熱で縮む性質があるようで、半田ごてで温めたらかなり縮むので、ゆるゆるで熱で調整するのが吉です。ちなみにドライヤーだとちょっとは縮みますが冷めて戻ります。
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釣り糸付けるだけだったら安物で十分です。ただ付属のこて台が心許なく危険なので注意ください。
転ばぬ先のなんたらでコテ台も買っちゃった方がいいです。安いですし。
「風の谷のガンシップ」と同じ1/72のスケールなのですが、組み上げるとふた回りくらい小さくてフュギュアもナウシカが2.5cmくらいだったのですが、ポルコは1.5cmくらしかないです。実質108cmほどなので、これ設計ミスでしょ？仮に1/108なら162cmになるので、そっちが正しいのかも。造形も塗りも雑ですがこれでもがんばった方です。
ポルコ立像。本体とスケールが違っておそらく1/48です。3.6cmなので173cmくらい。写真だとちょっと荒いですけど実物はなかなか上手くできました。土台はなんとなく木製の設定。スケール感考えるとかなり大きい木を使ってますね。プロペラも木目にしたのですがスケール感がおかしいので気をつけましょう。
飛行艇を運ぶ台車。倒産寸前のピッコロ社なので飛行艇との対比を強調するため、かなり使い込んだ感じを出してみました。サクッと塗った割には上手くいきました。なぜか写真のがよく見えるんですよね。実物はプラモ感丸出しです。
飾り台。鉄っぽい感じでデザインにしてあったので、胡粉ジェッソで質感（凹凸）を出して筆塗りで適当にそれっぽく塗りました。これまでで一番上手く出来た皮肉。飛行艇は苦労の割にはイマイチだったのに、サクッと作った物の方が出来が良いという。
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記念撮影。スケール違うのですけど、ぼかしてみるとそれっぽく見えるでしょ？本当はポルコが2人（匹？）いておかしいんですけど。
反省点
- 小さいパーツを破損
簡単に折れますので慎重に丁寧に扱いましょう。2箇所折って余計に手間がかかりました。 - 小さいパーツを紛失
部屋をキレイにしておきましょう。ポトって落ちるときは良いのだけど、パーンって飛んじゃうとどこ行ったか分かりません。操縦桿と尾翼の支えを自作しました。操縦桿はいつの間にか機内に消えてしまいました。 - 色、溶剤間違い
赤色を似たものと間違えて塗ったあと気づきました。よく確認しましょう。あと溶剤も。 - スケール感
パーツ自体は上手くできても組み上げるとおかしくなるので、よくよく考えて。
まとめ
なんとかそれなりにはまとめたけど不満の残る出来で、大きさも小さかったので、新たに同じサボイアで1/48のものを購入しました。しかもカーチスと二つ。すぐはキツイのでまたいつかリベンジしようかと。
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