fulmando

トミカ de 車歴(トミカ塗装方法) - Fulmando Blog

トミカ de 車歴(トミカ塗装方法)

2019.10.05 Sat | HOBBY

ph_191005a

ジムニーシエラ乗り換えに際して、これまで乗ってきた車をトミカで表現してみました。エアブラシを購入しようと前々から思っていたので、消費税増税が良いきっかけになりました。

エブリィ、ジムニーは普通に売っていますが、MINIはかなり前なのでメルカリで600円で購入。メルカリのシステムがよくできていて関心。どれも車種は合ってるが型が違います。ジムニーに至ってはシエラでもない。もう一台ジムニーを買ったので、時間があるときにシエラ化しようと画策。
エブリィの前に乗っていた「スバル VIVIO RX-R」は流石にマニアックすぎてなかったので省いてます。残念。

丁寧に塗ったつもりでしたが、アップで見るとかなり雑ですね。
また、写真を撮るのが難しくコンデジの限界を感じる。ピントがシビアでマニュアルで合わせるのだけど、液晶ではおおまかにしか確認できないし、変に広角になるしピンポイントでしかピントが合わない。これを機に一眼買っちゃうか。消費税上がったけど。

ph_191005b

いつからかトミカはドアミラーを付けなくなった(MINIは特別な仕様なのかローバー(今はBMW)の意向か付いてました)ので、プラ板で適当に作ってみました。これだけでかなりそれらしくなります。
あと、ナンバープレートもプラ板で作成。シエラの納車がまだなので、ナンバー分かり次第エンブレムも含めて入れる予定。

ph_191005c

土台も水性ニスで塗ってます。ウォールナットという色ですが、思っていた以上に濃かった。これはこれで渋くて気に入ってます。

ph_191005d

ジムニーのスペアタイヤのカバーとタイヤで「つや」を変えているところに注目。分かりづらいのがまた良いんです。
ただ、ライトがかなり雑になってます。小さいので筆塗りでもいいかと思ったのですが、周りがきれいなほど悪目立ちする。うーん、塗り直すか迷う。

 

作業工程

  1. ネジ穴が潰してある(なぜ?)ので、ピンバイスを使いネジごと潰して分解。
  2. 金属部分は塗料剥離材で、プラスチック部分はシンナーで塗装を落とす。
  3. 金属部分は金属用プライマーの上にサーフェーサーを。プラスチックはサーフェイサーを噴いて下地処理。
    これかなり重要。後からの作業が格段に楽になるというか、しないと塗料がつかないかも。
  4. ボディやバンパーをラッカー塗料でエアブラシを使い塗装。
    筆塗りは無理(断言)。思っていた以上に塗料が乗らないしムラがすごい。金属だから余計に?
  5. MINIは塗り分けが必要なので、ルーフ、フェンダー(無塗装)周りをマスキングして塗装。
  6. エナメル 塗料でライトなど細かい部分を塗装。
    エナメル塗料はラッカー塗料を侵さない(完全ではない)ので、修正できる。
  7. プラ板でドアミラーを作成、ドアミラーと本体にピンバイスで穴をあけ真鍮で繋げ強固に固定させる。接着は瞬着。
  8. ナンバープレートを作成し、ラッカーで筆塗り塗装。
  9. 潰したネジは、ピンバイスで適当に穴を開け、木ネジで止めます。
    あまりきつく止めすぎないように。きつく感じる場合は穴を大きめにします。元が木ネジなので簡単に折れてしまいます。
  10. 土台は模型屋さんで購入。軽くやすりがけして、色付き水性ニスを4回ほど塗り重ね、最後にクリアを噴いて完成。

 

反省点

  • 塗装落とし
    模型屋さんに「車の水抜き※IPA90%以上(これは聞いてなくて後からネットで知った)」が良いと教わったが、一週間浸けても何も変わらず。プラスチックはちょっとこすったら落ちました。なかなか落ちない分、プラモなど繊細な素材には有効かも。
  • 調色
    3色以上にまると再現が格段に難しくなるので2色にするか、多めに作る。特に初めての場合はミスする前提で倍以上作っておくと吉。
  • マスキング
    下地が完全に乾いてから。触るのはOKだけど、テープを貼ると乾ききっていない塗料が遮断され揮発でぶよぶよになる。ちなみに厚く塗りすぎたのか丸1日おいてもダメだった。
    逆にテープは完全に乾く前に取らないと処理が汚くなる。また乾く前だと小さなミスはエナメル溶剤で修正可能。乾いている場合は、筆でちょちょいと修正で十分。
  • 土台の塗装
    やすりがけを丁寧すればよかった。手抜きがまんまというか、より強調されてしまう。
    また、刷毛は良いのを使う。抜け毛の処理が大変。あと乾燥中に埃が入るので事前に掃除もしておく。
  • 完成度
    あくまで完璧は目指さず多少のアラは味とみる。MINIの出来が気に入らず、ちょっと修正するつもりが余計にひどくなって塗り直しました。しかも2度。

 

購入したもの

タミヤがなんとなく好きなので検討したが、見た目がちゃちく、レギュレーター(空気圧?の計器)やトレイが付いているクレオスにした。見た目もプロっぽくてかっこいい。最初、グレードがすこし下がるL5にしようと思ったが、買い換えることもないだろうと思い切ってL7に。違いは噴射するパワーが強いだけだけ。初めて買ったので良いものか悪いものか比べようもないけど、特に不満なし。強いて言えば、エアブラシ置きが高くて塗料が入れ難いこと。

 

室内でエアブラシ使う場合は必須。使わないと室内が大変なことになります。特に匂いがすごく明らかに健康に悪い。これもいろいろ迷ったけど値段とサイズが絶妙なタミヤのツイン(換気扇が2個)にしました。これもシングルと迷いましたが、ツインで正解。それぞれ電源が独立しているのでパワーの違いが実感できます。ただ、エアブラシ同様作りがちゃちくて、フードとか収納できるのはいいのだけど、ふにゃふにゃなので、プラ棒なんかで補強してます。

 

他に必要なもの

  • トミカ
  • ピンバイス(2〜3mm)
  • 塗料剥離剤
  • 木ネジ(直径2.3×長さ6mm)
  • ラッカー塗料(ボディ、フェンダー)
  • エナメル塗料(ライトやウインカーなど小さな箇所)
  • 面相筆(小、極細) ※安物でなく800円くらいの高めのが良い
  • マスキングテープ(塗り分けが必要な場合) ※タミヤなど模型用が良い

 

まとめ

模型自体、小学生以来だったので、全然わからないことだらけだったけど、新鮮で楽しい。
あと、困ったときのネット検索。改めて偉大さを感じた。でも初めは書籍でざっと基本を知っておくのが得策。この辺は他のことでも言えるけど、昭和の紙世代だからかもしれないが、本の利点はまだまだある。
久しぶり(2ヶ月ほど前)の模型にしてはなかなかよくできたのではと思うけど、時間が経つと悪いところが見えてくて手直ししたいが、また痛い目に合いそうで躊躇。