仕上り


説明するより見た方が早いのでiPhoneで写真を撮ったのですが実物と違う画像になってしまいました。実物はこんなテカテカしてなくてもっと落ち着いた感じです。かといってデジカメ用意するのも面倒なんですよね。
塗膜の粒子感はよく撮れていて見た通り結構粗くなってしまいました。これは狙ったものではないですが良い感じに仕上がりました。
艶消しのススメ
今回のような艶消しは塗装したことがない方でも簡単にキレイに仕上がるのでオススメ。特に黒色はミスが目立たない。ツルツル光沢仕上げは塗装も難しく磨く工程がちと面倒です。達成感はありますけど、今回目立たせないという目的から外れますので却下。
経緯
Apple純正ケーブルは白色で統一されてますが、黒色にされたい方は多いと思います。そもそもケーブルって目立たせたくないもので大概のAV製品って黒色が多いですし。で、以前から悪目立ちしていたジムニーで使用しているHDMIケーブルを黒色に塗装してみました。


塗装方法
難易度:★☆☆☆☆ 時間:0.5時間(乾燥時間含まない)
コード部分にミッチャクロンを使わなかったのですが、ここもミッチャクロンを使った方が良かったかも。染めQと同じメーカーなので相性は良いはず。ただ、ミッチャクロンの対応素材にコード(ゴム?)は入っていませんでしたので自己責任で。
- 端子部分をマスキング
- シリコンオフで脱脂
- コードを染めQ(ブラック)で塗装
この部分は柔らかく硬い塗膜だと割れてしまうので粒子の細かい染めQでないと剥がれます - コード以外を塗装
ミッチャクロンで下地をつくりサーフェイサー(ブラック)を塗装 - クリアで保護
よく触れるものですのでラッカークリア(半光沢)で塗装し保護
なぜミッチャクロン?
本体部分は脱脂だけで十分と思ったのですが、表面が保護されているのかラッカー塗料がくいつかない。そういう場合、本来はヤスリで削り落として足付けするんですが電化製品で洗うことが難しく、また面倒なのでミッチャクロンで下地をつくりました。これ便利ですよね。
なぜサーフェイサー?
ちょうどサーフェイサー(ブラック)があって試しに噴いてみたらキレイに仕上がったのでそのまま採用。下地用ですが成分は同じアクリル塗料なので問題ないでしょう。よく触るものでもあるので念のためラッカークリアで保護しました。
塗装について
何回か付け外ししましたが今のところ問題ありません。心配していたコードも強く曲げていませんが普通に使う分には大丈夫そう。今はすこし丁寧に扱っているからで、雑に扱ったときに塗装が落ちるかもしれないですね。
ケーブルはゴム製のコード止め(配線チューブホルダー)に引っ掛けて固定しています。ここがプラなど硬いものだと塗装が落ちやすくコードも傷つけるのでオススメしません。

触れない場所ならそれほどでもないですけど、触れる場所(悪環境)の塗装は難しいです。塗装は下地作りが90%。キレイに仕上げるのは環境と思い切り。あと完璧(90点以上)を目指さないことですね。
ひと月ほど使ってみて
やはりというか、負荷のかかるコードの根本あたりの塗装が欠けてきました。強く曲げたりするとダメみたいです。
普通はクリアなどを厚めに対処すればいいのですが曲がる箇所の塗装を厚くするのは良くないので、シンプルに負荷をかけないという方法しかないです。

Apple純正にはないですが他メーカーであればありそうなので、それに買い換えるのがベストですね。ただ、こういったコード類は総じて他メーカーの評価が低くて、Appleが何か隠しているんじゃないかと疑ってしまいますね。その中でもエレコムさんが評価が高く値段も安いのでこれで良いのでは?