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MOTHER2 - Fulmando Blog

MOTHER2

2017.04.24 Mon | GAME

クリアして時間が経ちすぎたので記憶が薄くなっています。下書きはしていてほっといたのをやっと掲載。
調べたらクリアしてこの記事書き始めたの1年前ですね。どんだけー。

順番前後しましたがMOTHER2をプレイしました。3より長くて倍ほどかかりましたが何とかクリア。 3ではみなかった攻略サイトもみてしまいました。ストーリーを追うのにつまらなかったんですけど、3と違ってPK(魔法)やアイテムの説明、特に状態異常の回復方法がややこしく説明もなかった(あとで見つけた)ついつい見てしまいました。ダメですねやはり。攻略サイトみると面白さ半減。なんだろズルして勝ったような。 以下、ネタバレなし。まとまりなし。

リアルなグラフィックも進化のひとつですが、そうじゃない方向もあるんだと再確認。そもそもドット絵好き。3のがグラフィックはよかったので進化は否定しないです。そのゲームにあったグラフィックならフォトリアルもあり。といいつつ、フォトリアルは全くやってないというか、そそらない。初代グランツーリスモくらいかな。何度もリプレイみてた。今みるとしょぼいんだけど、あれを超えない。ただ、VRは期待してる。どこかで試遊できないかな。

RPGでよくある「おつかい」が、もちろんこのゲームでもあるんだけど、自然というかやらされている(ゲーム)感が薄い。何故かというと、話がよくある定型のストーリーではなく、問題→中ボス→解決→問題→中ボス・・・は他のRPGと同じなんだけど、見せ方というか展開がどれも違って面白い。
一本道で脇道もほとんどないんだけど、絵に使い回しがなくいろんな街に旅している感じがあって楽しい。たとえが古いけどグーニーズやスタンドバイミーのようなドキドキワクワク感。あと、細かい演出が良い。たとえば、テレポートできるんだけど、バックトゥザヒューチャーのデロリアンのように、一定の距離を走らないといけなく、面倒なんだけど楽しい。ドリフのような寸劇(さっきからたとえが古いなあ)も面白い。またセーブするのにお父さんに電話するんだけど、反応がこっちの状況によって微妙に変えてくる。やっぱりセリフ回しだな、このシリーズ。

で、マイナス面。今のゲーム(ほぼ任天堂のゲームしかしてない)が親切すぎるのもあるが、昔のゲームはやはり面倒。具体的にいうと、「はなす」と「しらべる」が分かれていて、まずコマンドを出して「はなす」や「調べる」を選択する必要があったり(あとでLボタン(WiiU版)で代用できるのを発見。ふとした拍子で見つけたけど、説明書読まないので気付かなかった)、PKやアイテムも説明がすぐ出なかったりと不親切で面倒。

なにより一番面倒だったのは持てるアイテム数が少ないこと。 装備品とキーアイテムと通常のアイテムがごっちゃになってて序盤でアイテムが溢れてくる。そしてキャラの入れ替えもあって道具を持っていかれるだけならいいけど、持てるアイテムが少なくなるのが不便。多少はアイテムを預けることが出来るんだけど、その数が少なく。レアアイテムを持っておきたいが、すぐ溢れるので泣く泣く売るか捨てるかしました。ストーリーを進めるほどに捨てたくないアイテムは増えるので、取捨選択にすごい時間を割いてしまった。これが攻略サイトを見てしまった主因かもしれない。
ゲームが終わればすぐ忘れるんですけどね。クリアした今どうでも良くなってるし。なぜ、プレイ中は拘ってしまうのか?

雑魚敵が強いので、それなりの気合いというか覚悟は必要だけど、それでも続きがしたくなる魅力と面白さがMOTHER2にはありました。
グチグチ書きましたが、そういった欠点があっても十分傑作です。

個人的には3推しですね。3の倍はいかないかもしれないけど、普通のサラリーマンには厳しいゲームですね。