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UCHG 1/35 ジオン公国軍 ランバ・ラル独立遊撃隊セット - Fulmando Blog

UCHG 1/35 ジオン公国軍 ランバ・ラル独立遊撃隊セット

2020.03.18 Wed | HOBBY

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以前から作りたいと言っていたジオラマをついに作りました!
お店で偶然みつけたザクヘッドとフィギュアが同梱されているセットで、ランバラル(というかグフ)が好きだったし、ジオラマを作るには丁度良いと思い購入しました。
砂漠という設定もジオラマの中では難易度が低くてちょうどよかったです。素材もスタイロフォーム以外は100均で500円ほどでしたし。
ちなみにスタイロフォームは模型屋さんでも売ってますが、DIYで購入した方が安く大きいのが買えるのでオススメ。

ガンダムのビームサーベルを寸でのところで避けた(右側の裂けと動力パイプの切断)けど、二撃目で本体がやられ、胴体が爆発して頭だけがワンバウンド(頭の凹み)して着地。そこに偶然ランバラル遊撃隊が通りかかって、ランバラルたち上官が作戦を立て、一般兵たちは暫しの休憩で談笑しているというかなり無理のある設定。

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ザクの左側の装甲が外れているのも不自然なのですが、中がかっこよかったので見せるために嘘を入れました。他もおかしいのでOKでしょう。

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見えない裏側もちゃんと塗装してますよ。モノアイは生きているように見せるためクリアを吹いたのですが、あまり効果がなかったですね。
ちなみに動力パイプは要らなくなったLANケーブルに、バイク制作でつかったパイプや針金を詰めてます。

 

上官三人衆。造形したひと、モデルがいるような気がしてます。
左のクランプ中尉は阿藤快、真ん中のラル大尉は若き日の片岡鶴太郎。右のハモンがエマニエル夫人。これはちと無理があるか。
何を考えているのかハモンさんがデカすぎて、かなり足を削っています。逆にラル大尉が小さすぎるので軍靴のかかとを上げています。

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ザクのスケール感がもうひとつですが、地面が良い感じじゃないですか?
今回、剥がし塗装を初めて試してみました。やり方は後述。

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何か文句を言っている一般兵Aとなだめている一般兵Bです。目も歯も手抜きせず塗装してます。

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ザクの裏からランバラル隊を偵察(ハモンをストーク)しているアムロです。
これは同梱されていなくて、別の歩兵セットと改造して作りました。ただ、同じ1/35なのですがひと回りほど大きく、結局五体バラバラにしてそれぞれを短くし、顔も結局のっぺらぼうにしてから造形するなど、ゼロから作った方がよかったです。しかもマントで隠れてほとんど見えないし。

ゼイガン軍曹と一般兵三人衆。バイクの轍を入れましたが、もっと土が柔らかくないとここまで入らないですね。

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バイク、大きそうにみえますが結構小さくて、壊れそうなパーツが多くて気を使いました。

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お気に入りの一枚。ハモン(右の女性)目線のショット。アムロを見つけて誘っている裏設定。
手前のバインダーにもデカールを貼って書類のようにしました。ただ、宇宙にコロナーができるような時代に紙のバインダーってどうなの、そこはタブレットでしょ?というのは置いておきましょう。

ジオラマ製作方法

  1. スタイロフフォーム(発泡スチロール)でサイズ・配置を決める
    100均の木製フレームを土台にスタイロフフォームと仮組みしたプラモで配置を決めます。
  2. 石粉粘土で地面を作成
    100均の石粉粘土ですこし大きめに作成。あとで削って整えます。
  3. 小石や岩を配置
    木工ボンドと水を1:1で希釈させたものを地面に塗布し、小石はその辺の山で拾ってきた砂利や土(中性洗剤で洗浄)を、岩は100均でうっているバークチップを適当に配置します。
  4. 質感を出す
    胡粉ジェッソを全体に塗布、その上から目の細かいスポンジで叩くようにテクスチャをつけます。単調にならないように。
  5. 砂漠を作成
    砂漠は1/35の世界では凹凸が無いに等しいので、#1000くらいまでやすってつるっつるにします。それだけでは面白く無いので、やすって出た粉を目の細かいふるい(茶こし)でトントン叩いて撒きます。
  6. 草を植える
    100均の水苔を適当な大きさでカットして、木工ボンドでくっつけます。
  7. 塗装
    ラッカーで全体を塗装し、岩や草は薄く塗る程度。あとは全体にウェザリングカラーなどで汚して完成。

剥がし方法(ケープ)

  1. 下地(剥がした時に見せたい色)を塗装
    今回はマホガニー(赤錆みたいな色)のサーフェイサーにしました。
  2. 剥がしたいところにケープ(スーパーハード)をスプレー
    といってもコントロールが難しいですけど。触れるだけでも落ちてしまう場合があるので。
  3. アクリルで塗装
    試しにラッカーでやってみたらダメでした。剥がれないことはないけど強力に食いつきすぎて
  4. 半乾きの状態で水を含んだ筆でこする
    ビックリするくらい落ちるので、最初は目立たないところで試します。

反省点

  • スタイロフォームは塗れない・熱で縮む
    削っているうちに土台のスタイロフォームが出てきたけど、気にせずそのまま進めたら、塗料を吸ってしまうのか上手く塗れない。
    また、熱で縮む特性があるので乾燥機で乾かすのはNG。よく見ると土台との間に隙間があるのはその所為。
  • デカールを貼るタイミング
    汚してからデカールを貼ってしまったので二度手間に。基本塗装の段階で貼るように。
  • 見せ場を絞る
    360度どこからでも見せ場を作ろうと詰め込みすぎてまとまりがなくなった。一点に絞った方が良いかも。

エディオンガンプラコンテスト

ph_200312a今回、画角が正方形なのはエディオンガンプラコンテストに応募したためで、インスタに投稿する必要があるんですが、インスタって正方形なんですよね。もしよければ「いいね」してください。審査には関係ないですけど今後の励みになります。
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