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トミカ:ジムニーシエラ(ジムニー改造方法) - Fulmando Blog

トミカ:ジムニーシエラ(ジムニー改造方法)

2019.11.07 Thu | HOBBY

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タイトル通り、ジムニーをシエラに改造しました。
まあ、フェンダー(タイヤ周り)付けるくらいだから簡単だろうと思っていたのですが、かなり苦労しました。
パッと見それなりに見えるのですが、よーく見ると雑です。最初は丁寧にやっていたのですが途中で面倒くさくなって妥協したのが苦労の始まり。結果、余計に手間や時間がかかり、結果出来も悪くなるというあるある事態。すべての物事に言えますが、基礎(基本)は本当に大事。

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ジムニーと比べるため並べて撮影しました。
まず、エンブレムに注目。SUZUKIロゴ、シエラのが上手く出来てますねー。正確にはもっとミシッとしているロゴですが、この大きさだと潰れてしまうので実際より細くして印象重視にしました。
シエラのが上手く出来た理由がありまして、最初どちらもエナメルで塗っていたのですが(発色がよくやり直しもできる(下地がラッカーの場合)ので細かくミスしやすい箇所はエナメルを使うのですが、塗膜が弱く、触るとすぐ落ちてしまうという弱点あり)、気になるところを直している内にいつの間にか消えてしまっているということが2度ほどあったので、自然と上手くなっていきました。最終的にラッカーで慎重に塗りました。片手だと震えるので利き腕を空いた手で添えると上手くできます。
あと、地味なところですが、ナンバープレートの色を変えてます。シエラは軽ではないので白色にしてます。

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この角度、一番かっこいいですねー。ここで注目して欲しいのはドアミラー。
シエラのがワイルドで立体感があります。我ながら成長の跡が見られます。ほぼ、知識と道具のおかげですが。

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一番違いが出る横からのアングル。ただ、出来が悪いのも一番目立つアングル。
これでも結構頑張りましたが、途中で飽きてしまいとりあえず完成させようとしたのが間違いの始まり。

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ジムニーではリアライトの塗りが雑(筆塗り)だったので、今回は丁寧にマスキングしてエアブラシで塗装しました。しかも、最初に銀色を塗り(ライトの下は光を反射させるためメッキで処理している)その上からクリアカラーを重ね塗りしてます。綺麗には出来たのですが、発色が悪くなっちゃってます。

 

シエラ改造方法

  1. とりあえず分解。
    詳しくはトミカ de 車歴(トミカ塗装方法)
  2. フェンダー部分の食いつきをよくする。
    粗め番手(120番)でヤスる(傷つける)。
  3. フェンダーをパテで造形。
    後から削るのですこし大きめに盛っておきます。
    勘で適当に作りましたが、ここも本体にマジックか何かでアタリを付けておく(どうせ塗装で隠れる)ともっと楽に綺麗に出来たかもしれない。
  4. フェンダーをヤスリなどで成形
    最初は彫刻刀や金属ヤスリでざっくりと形を取って、紙やすりなどで徐々に整えていきます。
  5. フェンダー分、バンパーも伸ばす。
    前後のバンパーを真ん中で切ってプラ棒でフェンダーで伸びた分を繋げる。
    フロントにグリルの網目があるのですが難しかったので省略(一度挑戦したのですが上手くいかなかったので平らに戻した)ナンバープレートで半分隠れるのでまあ良しとしましょう。もう一台買ってそれを繋げるというのが一番簡単で綺麗に出来るんだけど。
  6. グレーのサーフェイサー(下地処理)で確認
    歪みや凹みなどが目立つグレー推奨。見つけたらまたパテを盛って削って、サーフェイサーのループ。ここを怠ると出来に直結するので妥協しない。
  7. シャフトを伸ばす。
    シャフトを真ん中で切って真鍮パイプ(内径1mm以上)で繋げ合わせます。
    この軸がめちゃくちゃ硬い。ひとつニッパーをお釈迦にしてしまいました。ごついペンチ(2000円!)で切ったんですが、それでもちょい凹んでしまいました。ダイヤモンド加工の刃物研ぎ(名前が分からない)のが安くて良いのかもしれません。どうせ切断するだけだし、刃物も研げるので。

 

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使い勝手は紙粘土。完全乾燥に12時間ほどかかるのでゆっくり成型できますし、乾燥した後は密度が高いので掘削してもきれいです。

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あとで知ったのですが、ポリエステルパテのがよかったかもしれないです。こちらのが1時間ほどで硬化し、付け足しも容易らしいです。ネットで見ていると良さそうなので、今度何かで使おうかと。

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シャフト(タイヤを繋げる軸)用。軸が1mmなので内径が1mm以上のものを購入。
内径と外径を間違わないように。ちなみに自分は間違えました。

 

反省点

  • 基礎が肝心丁寧に根気よく
    何度も言ってますが、結局これです。気になるところがあったら諦めずに丁寧に作る。見えないところはある程度手を抜いても良いんですけど。
  • マスキング
    プラモより揮発する逃げ道がないためか乾くのがめちゃくちゃ遅い。マスキングするときは1週間以上おいた方が良いかもしれない。3日ほど乾燥機にかけっぱなしでもダメでした。
  • シャフト
    画像みると分かるんですが、接着剤が取れて飛び出してしまってますね。

 

まとめ

やってることは地味なんですが、見た目以上に苦労しました。これにここまで労力を使ったのかと途方に暮れる。ただ、改造すること自体は面白く達成感もあります。
MINIもエブリィも乗っていたものと型が違うので改造したいが、しばらくは勘弁。